ぐ捨てちまおうぜ!

投稿者:User icon mini cnhdkz 投稿日:2014/02/15 13:54

本名が金田 一(かねだ はじめ)と言うので…

「じっちゃんの名にかけて!」

と、一言だけ絶叫して切れるイタズラ電話に…

長年悩み続けてます。

「じっちゃんの名にかけて」

犯人を捕まえるつもりのおバカニスト Ryu the Rottenです。

って…

僕のじいさんは何者でもないけどね。


先入観…

これほど恐ろしいものはない。

限りなく可能性のある世界を…

自らの視線一つでつまらないものに変えてしまう。

下世話なたとえだけど…

タネばっかり探して手品を見てる客がいたら…

マジシャンだって…

怒るで、しかし。メガネ、メガネ。案ずるより横山やすし。

早く先入観を捨てなきゃいけないと思う。

先入観なんか百害あって一利無しなんだから。

ここで一例。

土曜日の夜。

仕事絡みで営業部長と飲みに行ってきた。

二人っきりで。

行くまではめちゃくちゃ憂鬱だった。

僕…

たとえ相手が誰であっても、二人だけで同じ空間にいることがすっごい苦手なの。

エレベーターの中で誰かと一緒になると、変に緊張するでしょ?

そんな感じなわけ。

しかもさ、相手は名うての営業部長だしね。

仕事をバリバリこなす営業戦士で…

社員の尊敬を一身に集めてるような人だ。

ただでさえ緊張するのに…

職種が違うからあんまり会話をした記憶がないしね。

これは僕の偏見かもしれないけど…

仕事が出来る人特有の傲慢オーラも感じていたしさ。

かたや僕と言えば…

始末書王子だからさ。

会話が噛みあうわけがないと思ってたんだよね



それに、昔…

ひどく怒られたことがある。

忘れもしない。

あれは確か…




あれ?

いつだったっけな?




あっそうだ、そうだ。

五、六年前の忘年会の日だ。

一次会の会場から次の会場に移動するタクシーに…

たまたま部長と二人きりで乗り合わせになった。

少し酒が入った部長は上機嫌で…

「うちのネコちゃん」

と、言って、携帯のアルバムを見せてくれた。

たしかに可愛かったけど…

それ以上の感想もないので…

「ずいぶんおいしそうなネコですね。

そろそろ食べごろかな?」

って言ったらさ…

「不謹慎だ」ってめちゃくちゃキレられた。


僕は冗談が通じない人が嫌いなので、それ以来ずっと苦手意識を持ってたんだよね。

でも、その先入観も、飲みに行ったことで払拭された。

さすがは並み居る猛者達を薙ぎ倒して部長職にまで上り詰めたお方。

豊富な知識と話題で素敵な時間を提供していただいた。

それに…

僕の偏見に反して、とてもハートフルで…

冗談もうまく…

話の節々から社員や仕事に対する情熱と愛情が伝わってきた。

職種は違うけど、仕事に挑む姿勢はマジで勉強になったしね。

でも…

あんまり楽しめなかったなぁ…

緊張しちゃって…

だってさ…

あまりにも…










綺麗なんだもん。

彼女。

キラキラしたオーラを纏ってた。

仕事に限らず、一つのことに一生懸命打ち込んでる人って輝いてますよね。

とても大学生のお子様がいらっしゃる女性だとは思えなかったなぁ。

僕も見習わなきゃ…

昨日はホント飲みに行って良かったぜ。

やっぱり先入観なんか持つもんじゃないよね。



なんか文句ある?


日曜日の朝。

朝方…

喉が乾いたので…

酒が抜けきらない頭で寝呆けながら冷蔵庫を開けて麦茶を飲んだら…

違和感を感じた。

それは…

とても…

とても…











おいしい、麦茶でした。

いつもと銘柄が違ったみたい。




なんか文句ある?


さぁ…

余計な先入観なんか今すぐ捨てちまおうぜ!

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