なんとなく前から描きたいと思ってた
二色で9階調を描いてみました

cfm_さんのドットペイントを使ってます
コピペなどを使わずにパターンを打ってると
写経してるみたいな気分になって
精神が修養されたように錯覚します

白黒写真や白黒映画や白黒テレビなんかは
大昔ものとして見ているんですが
子供の時に白黒パソコンに触っていたのと
いちばんお世話になったゲーム機が
ゲームボーイだったので
白黒からフルカラーへの転換は体験として心に残っております


白黒パソコンは父親がアメリカで買ってきたマッキントッシュで、
これとフルカラーのマッキントッシュの二台がうちにありました
まだインターネットが日本に普及する前の話です

白黒パソコンにもお絵かきソフトはあって、
今と同じように、描くのは鉛筆、消すのは消しゴム、塗りつぶしはバケツ、
といったアイコンがあったんですが、
色の代わりにいろいろな模様・パターンが収録されてました
ドット柄や格子柄がそれぞれ数種類あったと思います
そのパターンで塗りつぶしたり描いたりできたんですね

その白黒お絵かきソフトの模様のことはずっと忘れてたんですが
大学に入って、変動地形学か何かの講義でアメリカの学者が書いた
古い論文を読んでいた時に、論文で使われているグラフの
色調の代わりにそのパターンが使われていて、あっ！となりました
同じソフトかも知れないし違うかもしれないけど、
幼い頃の記憶が蘇って、ちょっと感慨深かったです


ポケモン第1期世代としては白黒だから面白くないということもなく
ポケモンやその他のゲームソフトを普通に遊んでいました
同じ時期にたまごっちというのが流行ってましたが
あれのような携帯ゲーム機も白黒でしたし
むしろゲームボーイカラーで遊んだ時に
色をつけたところで言うほど面白くなるわけでもないなと
子供心に否定的に思っていたのをよく覚えてます

白黒パソコンも白黒ゲーム機も今じゃノスタルジーとともに
語られるものですが、その時代にはすでに白黒のカラー化は
劇的なものというよりは必然的なものという認識が子供心にもありました

現在白黒のものは、紙本に印刷されるものの一部や10円コピーくらいでしょうか？
この辺りのフルカラー化が一番実現しなそうな気がします('ω'っ)３