猫の交尾と愛のかたち

投稿者:User icon mini nooonmi 投稿日:2016/08/18 12:30


すごいぞ、すごいぞ。大発見だ!
センセーショナルな生物学的発見をしてしまっ
た。ホモ・サピエンス 女性脫髮の歴史を変えるほどでは
ないかもしれないが、これは猫好きにとっての
世界的大発見なのかもしれない。
午前中渋滞に巻き込まれていた時のこと。脇の
歩道に二人それぞれ犬を連れている人がいた。
ぼーっと見ているとその犬二匹がどうやら意気
投合してしまい、はぁはぁ発情して今にもこと
が行なわれそうになっていたので、べつに最近
欲求不満ということもないが(笑)目を離せず
にいた。
ときめき合っている犬は、小型のチャウチャウ
系とセントバーナード系の雑種のようだった。
種を越えての恋心を抱くのはなにも悪いことで
はない。平均的日本人の憧れのハーフタレント
だって種を越えた愛 公司註冊あっての賜物なのだ。そこ
に陳腐はあっても謎はない。
で、二匹のどっちが上でといった生々しい描写
はここでは避けたいと思うが目の前にはえらい
大きさの違うもん同士のアクロバットな交尾が
繰り広げられようとしていたのだ。
 
このブログでたびたび言及しているようにわた
くしは前々から猫の大きさが種を越えてもほぼ
変わらないことがずっと不思議だった。猫とい
うのは太って(らされて)いるのと細身がある
が、基本21世紀のホモ・サピエンス人のよう
にブクブクと育つことはない。なりよりも背丈
(しっぽの付け根から首根っこまで)がだいた
い皆同じだ。これは当たり前のようで実は当た
り前ではない。犬であればチワワとマスティフ
では背丈の差は6倍ほど、体重の差は25倍以
上にもなる。猫ではありえない。
 
前の車が徐々にブレーキランプを消し発進し、
犬たちがことなきままに飼い主さんたちに引き
離されたのをサイドミラーにちょっぴり惜しい
気持ちで見送りながら引き続き猫のことを考え
た。オス猫は交尾の時に必ず相手の首根っこに
食らいつく。それなりに速く激しい交尾の揺れ
にもかかわらず、そのもの 壹美健 好唔好すごく短く愛らしい
ペニスで接合部をくっつけていることは容易で
はない。だから下になる方の体をそうやって固
定しなくてはならないのだ。また表面に逆立っ
た棘が生えたようになっているペニスを引き抜
く時にもメスは痛くて飛び上がりそうになるか
ら、でもって猫が飛び上がる時ってのはほんと
にビヨーンと飛び跳ねるから、しっかり首を押
さえて射精が確実にメスの体内で行なわれるよ
うに配慮をするのだ。その時の痛みでメスの体
内の卵は触発され受精しやすくなるというから
自然の合理には驚く。
ダーウィンも説いたように優生の掟にのっとっ
てメスにより強く美しく大きなオス猫を選びた
い気持ちはあっても、結局交尾がうまくいく相
手というのは自ずと自分サイズのオスになると
いうわけだ。よって子孫も同じようなサイズに
育ちまたその子孫も… と続く。
 
それにしても、なんと涙ぐましいオスの愛なの
だろうか。そうやって猫のカップルはいつも頭
をぴったりくっつけて一つ世界を共有しながら
自らも一つになるのだ。
 

一つの謎が解けたらまた一つ謎が浮かぶのが、
つらいところ。蛇の交尾ってどんなんかいな。
頭、ずいぶん遠いな。。。笑 

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